2009年08月08日

七夕の夜 北海道の子供たちの楽しみ方

北海道には面白い風習がある
七夕(8月7日)の夜に子供たちがご近所を回ってお菓子を貰って歩くのだ
子供たちは何人かのグループに別れ、普段行った事もない家を練り歩くのだ
玄関の前で歌う歌は『ろーそく出ーせ出ーせよ 出ーさーないとかっちゃくぞ おーまーけーに食いつくぞ』
意味はローソクをくださいな くれないと引っ掻くぞ ついでに噛り付くぞ と歌うのです

九州生まれの女房が初めてこの歌を聞いた時は「なんてすごい歌なのか」とビックリ
でも普段は挨拶もしたことのない子供たちが、お菓子を貰いに来るなんて可愛らしいと極めて好意的
たまたま仕事で不在にしていた女房が帰宅しての開口一番
「子供たちがローソク出せ!を歌った?」であった
毎年子供たちの歌を心待ちにしている女房なのだ

毎年たくさんのお菓子を買って準備をしているが、その年によって貰いにくる子供たちが一定ではなく、2・3人であったり、10数人であったりするのだ
新興住宅の住人の中には「迷惑だから来ないでくれ!」とクレームを付けるお母さんもいるそうだ

この“ローソク出せ”のいわれは種々あって“ハロインの真似”とか京都祇園の“ローソク1本くださいな!”が北前船で北海道に伝わったとか色々あるみたいだが誰もこれが正しい根拠だと示すヒトはいない

ただ昭和30年代にはローソクだけだったような気がする
中にはローソクと一緒にお菓子や飴玉をくれた家も1・2軒あった
その頃の子供たちは缶詰の缶に釘を打ちつけ、そこにローソクを立てカンテラにして遊んでいた
それが8月7日の七夕(北海道)、お盆の13日〜15日のお灯明にも重なり、道明かりの余りなかった暗い夜道を照らすカンテラは子供たちの最高の楽しみだったのだ


あの当時はガキ大将が各グループで貰った戦果を一箇所に集め、みんなに平等に分けてくれたような気がする

昨日 “ローソク出せ!”に来た子供とあったので、「昨日は楽しかったか?」と尋ねたら「お菓子をいっぱい貰ってうれしかった!」とのこと
なんとも可愛らしい返事だった

posted by 木漏れ日 at 20:36| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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最後にうれしいお菓子たち
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Weblog: 忍者大好きいななさむ書房
Tracked: 2009-08-09 05:00