2016年08月07日

あれは真夏の夜の夢か???

 昔、我が家は転勤族
山形に転勤してすぐに父親が胃がんの手術をするとの連絡が入った。
転勤族の宿命で大きくなった孫の姿を見せていなかったので、子供たちを連れて実家へ帰ることにした。
父親の元気なうちに孫を見せることができて一安心。

 釧路の労災病院だったような気がするが、母親、私たち兄弟が立ち合い、胃の全摘手術が始まった。
かなり長い時間悶々としながら控室で待った。
やがて手術も終わり、悪いところは全部取りましたと主治医・・・。
患者さんはもう少しかかるのでお待ちくださいという。
 やがて手術室から看護師さんがストレッチャーに乗せた父親を囲むようにして病室まで連れてきた。
その時の父親は大きな枕のようなものを両腕で抱かかえ、お座りした状態で運ばれてきたのだ。
その姿は骨のない大仏さんのようであり、クニャクニャして大きく前後左右に揺れながら看護師さんに抱えられながら乗せられていたのだ。
あの頑健な体格の父親のイメージしかない姿は見る影もなく変わっており、われわれはその様相に大きなショックを受けた。
兄は貧血を起こしその場に倒れこんでしまった。
やがて父親はベッドに移され所要の処置をされ落ち着いた。

 我々家族はベッドを取り巻くようにして父親の様子を見ていたその時。
ベッドに寝ている父親の左肩付近からシュポッと音がして水蒸気か煙のようなものが揚がった。
「何だ 今のは!」と私
私は足元のほうにいたので明瞭に確認できたのだ。
霊感の強い兄が”体外離脱”ではないかという。
私には初めての経験であり、それ以降、立花隆の「臨死体験」に関する本をむさぼり読んだことを覚えている。
後日、元気を取り戻した父親から聞いた話であるが、
部屋の片隅の高いところから我々の様子をじっと見ていたと言い、
どんな話をしていたかも覚えているそうだ。
余計なことを言わなくてよかったな。
”くわばら、くわばら!”
posted by 木漏れ日 at 08:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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