2017年02月14日

生前御退位を身近に考えてみる。

 天皇陛下が生前退位のご意向を示されたことにより、今上天皇御一代限りとする特例法だけとするか、皇室典範まで改定し歴代の天皇に適用するかの段階に入っているようである。
これは実に深い話であり、政府の意向・国民の意向で天皇陛下を退位させることが可能となるかどうかという話である。
 例えば自由党の小沢一郎氏や民進党の菅直人氏・共産党の志位委員長のように天皇制を軽く見る人間が権力を握った場合、この天皇は気に食わないから交代させるというようなことができるということである。
 幕末のころ朝廷と幕府が攘夷をめぐって争ったことがありましたね。明治政府はあれを恐れたのであり、皇室の安定すなわち徳川幕府の将軍職がスムーズに継承されたような皇位継承を願って、生前譲位をできなくしたのが皇室典範の真意ですね。
 もっと卑近な例を出すと、今の皇太子が天皇に即位したのは良いけれど、皇后の雅子妃が精神的なご病気で宮城の奥深くに籠ったままとなり、愛子内親王も母親の体質をそのまま受け継いでいると仮定をすると、以前に”雅子妃殿下が皇室に馴染めないのであれば離婚して民間に御下がりになってはどうか”という意見が出たことがある。
 その時話題になったのが秋篠宮様であり、皇位継承の道筋からも秋篠宮様、秋篠宮家の長男・悠仁さまと国民は口には出さないけれど、妥当な意見だと納得されていたのではないだろうか。
 これが表立った場合、外務省を主軸とする皇太子・雅子妃派と反外務省派が支持する秋篠宮さま派とが対立し政治問題となることは必定である。
 天皇陛下の人権は、陛下のご意見はと、一般の国民と同じように考える国民が多い。
しかしながら人間としての権利も、自由も、考え方も制限されているのが皇室ご一家であり、それが彼らのおかれた地位・役割であり宿命なのです。
 一般国民にだって名家のご令嬢やご子息が場末の飲み屋や新宿2丁目をうろつけないのとあまり変わりませんね。皇族は日本の国民であっても、国民とは言えないものなのであります。国政への参加ができる選挙権がなかったり、苗字のない国民は皇族以外にいらっしゃいますか。われわれはそれは不公平だと思うでしょう。
 日本の天皇は記録に残るだけでも1500年以上、125代にわたって万世一系を保ってきました。これだけ長きにひとつの血筋を保ってきたのは、世界のなかでも日本の天皇家だけなのです。

 我々一般国民は、天皇家の深い歴史も知らずして皇位継承がどうのこうのと言える立場にはないのです。それだけ2千数百年間続けられてきた皇位継承の伝統は重いのです。静かに見守りませんか・・・。

posted by 木漏れ日 at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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